クロスポイントとは?筋肉を緩めるセルフケア方法

クロスポイントを刺激する

クロスポイントとは?

クロスポイントとは、2~4つの筋肉が交わる箇所のことです。

その筋肉が交差する箇所は全身に 14ヵ所(腕と脚は左右で 1 ヶ所)あります。

クロスポイントを刺激することで、その周囲の筋肉が促通され、筋肉の活動バランスが整います。

筋肉のバランスが整うことで、内側のインナーマッスルも活動して筋発揮ができます。

また、筋連結・筋連鎖によって体幹部の筋肉が連動し、すべての動作が体幹と繋がってきます。

このような明確なポイントを使うことで、体軸筋を鍛えることが可能で、結果インナーマッスルも鍛えられ、 身体をゆるめることが出来ます。

▼14ヵ所のクロスポイント

  1. 頭頂
  2. みぞうち
  3. 鼠径部(そけいぶ)
  4. 臀部(でんぶ)
  5. 骨盤底筋
  6. 足裏
  7. 背中
  8. モモ裏
  9. ヒザ裏
  10. 足首

の14か所になります。

イメージで例えると、私たちの体は1つだけの筋肉で構成されているのではなく深部、表面、左右、上下など立体的に大小含めて約600以上の筋肉で構成されているので、Aという筋肉とBという筋肉といったように2~4つの筋肉が交わる(クロスしている)箇所というイメージになります。

▼イメージ図
クロスポイントイメージ

クロスポイントと関連する筋肉

クロスポイントに関連する筋肉

先ほどは、クロスポイントの箇所をお伝えしましたが、ここでは先ほど紹介したクロスポイントと関連する筋肉を解説します!

イメージ図で言うと、○○筋と××筋というイメージです。

※メジャーではない筋肉のみ図で紹介しています。

頭頂

後頭前頭筋

後頭前頭筋
参考:nhairs

僧帽筋・肩甲挙筋・後斜角筋

僧帽筋・肩甲挙筋・後斜角筋

深指屈筋、浅指屈筋

深指屈筋、浅指屈筋参考:ピアニスティックノート

みぞうち

腹直筋・横隔膜・大腰筋

横隔膜・大腰筋
参考:ボディデザインスタジオ目黒

鼠径部(そけいぶ)

大腰筋・腸骨筋

臀部(でんぶ)

大殿筋・大内転筋・ハムストリングス

骨盤底筋

骨盤底筋

骨盤底筋

参考:なかさこ整骨院

足裏

後脛骨筋・長腓骨筋

後脛骨筋・長腓骨筋
参考:セルフケアラボ

前鋸筋

前鋸筋
参考:ゆいま~る はり灸整骨院・治療所

上腕三頭筋

二の腕部分の筋肉です。

背中

僧帽筋・広背筋

モモ裏

ハムストリングス

ヒザ裏

膝窩筋

膝窩筋

足首

下腿三頭筋

下腿三頭筋
参考:じんラボ

クロスポイントで筋肉を緩めてほぐす方法

クロスポイントで筋肉を緩めてほぐす方法
では次に上記で解説した、クロスポイントとそれに連携する筋肉を緩めてほぐす方法を解説していきます。

こちらは文字で説明するよりも動画で解説した方がわかりやすいと思いますのでパーソナルトレーナーで鍼灸師・NSCA認定パーソナルトレーナー・JCMA認定体軸セラピストの柴雅仁さんの動画がわかりやすいので紹介いたします。

上肢(手・肘・わき・首)のクロスポイント動画

目安:19秒から手、29秒から肘、39秒からわき、51秒から首

体幹(みぞおち・背中・股関節・お尻)のクロスポイント動画

目安:19秒からみぞおち/背中、1分12秒から股関節/お尻

下肢(足裏・アキレス腱・膝裏・モモ裏)のクロスポイント動画

目安:21秒から足裏、34秒からアキレス腱、49秒から膝裏、1分10秒からモモ裏

頭と骨盤底筋のクロスポイント動画

クロスポイントについて書かれた書籍

クロスポイントについて書かれた本をご紹介しておきますので、更に詳しく知りたい方は参考にしてみてください。

クロスポイントのまとめ

クロスポイントを刺激する
クロスポイントは複数(2~4つ)の筋肉が交わる箇所で全身に14箇所あります。

クロスポイントを刺激してあげることで、関連する筋肉を緩めてほぐすことが可能です。

人間の身体は約600以上の筋肉が連携して構成されているので、腰に痛みがあっても実は原因はみぞおち周辺の筋肉が固くなってしまっている等、痛みが出ている部分だけが原因でない可能性もあります。

今回の内容を参考に、是非自分の身体をセルフケアしてみてください。

※記事の内容は「クロスポイント」に関するリサーチを参考に管理人の見解を加えて編集したものであり、成果や効果を断言するものではありません。