快適な睡眠には眠トレがおすすめ!筋トレも睡眠のサポートに!

睡トレ

人々の生活スタイルが様々な形になり、持っている時間の過ごし方も多様化している今日「満足した睡眠が取れない」と深刻に悩んでいる人も多いでしょう。

そんな悩みを解決できるトレーニング方法があるとしたら、是非試してみたいと思いませんか?

快眠セラピストの三橋美穂さんがおすすめする「眠トレ」についてご紹介します。

眠トレとは

睡トレとは?
快眠セラピストという資格を持つ三橋美穂さんが考案した、快適な睡眠を取れるようになるためのトレーニング方法です。

その名も「眠トレ!ぐっすり眠ってすっきり目覚める66の新習慣」というのですが、

  • 眠りに入るまで時間がかかる
  • 眠りが浅くて目が覚める
  • 寝起きがだるくて休んだ気がしない

などの多くの悩みを抱える現代人のために考えられたものです。

元寝具メーカーでの勤務経験もあり、睡眠のための専門知識も習得された三橋さんが「計画的に眠り睡眠の質を高める」ための方法が記されています。

快眠セラピストとは

電子機器や夜間営業店舗の普及によって、夜間でも楽しく過ごす時間が増え、睡眠が簡単に取れなくなり意識せずに、長期に渡り快適な睡眠を取れないという方も見受けられるようになりました。

そんな悩みを持つ人のために、本格的な学習で睡眠の専門的なスキルを身につけ、睡眠を上手く取れない人達をサポートするのが「快眠セラピスト」という人達なのです。

睡眠に関する基礎知識や快眠の方法はもちろんのこと、充実した睡眠が体にもたらす健康や美容の影響まで、幅広い知識を持っています。

私達の生活には欠かせない「睡眠」という事柄に、資格が存在することに凄く驚き、今の日本で睡眠の悩みが深刻なものなのだと改めて実感しました。

眠トレのおすすめする快眠のコツ

寝室
快眠セラピストの三橋さんが言うには、快適な睡眠は「ただ長い時間寝れたら良い」ということではなく、程よい睡眠の深さと睡眠時間を掛け合わせたものであるとしており、そんな睡眠を取るには基本のルールがあるようです。

この後に、3つのポイントになるルールを説明していきます。

体内時計を整える

日頃良く聞く「体内時計」ですが、食事の時間を教えてくれるだけでなく、体の調子を整える大事な役割を持っています。

規則正しい生活を送り、体内時計を整えるとスムーズに睡眠に入ることができるのです。

人の体は体内時計のおかげで日中は心身が活発に、夜間は休息状態になり自然な眠りに入るように作られていて、脳や臓器も含めて生体リズムを作るようになっています。

この生体リズムによって成長ホルモンの分泌が促されたり、自律神経が調節されるのでとても大事な要因なのです。

日中は活発に行動し睡眠物質を溜める

WEB業界が盛り上がりをみせ、机上で1日中パソコンを操作する職業の人も増加したと思います。

そんな人達の脳疲れは計り知れないなと思いますが、それに反して体は動かす事が少ないので、体力消費はしていないということ(気持ち)になっていませんか?

夜間にぐっすり眠るためには、脳も体も程よく疲労している方が良く眠れます。

そのため、日中は出来るだけ脳も体も活発に動かすように意識し、眠るための力を蓄えましょう。

体温のメリハリを作る

皆さんは朝方の寝起きや夜中、肌寒くて目が覚めることはありませんか?人の体は睡眠中、体温を下げて休息する作りになっているので、朝や夜中は寒いと感じるのです。

睡眠に入る前に入浴などをすると、血管が拡張し血流が増加、体温が上昇した後に汗をかいて体温が急降下します。

この現象は睡眠時に体温が一気に低下するのと同様の現象で、脳が寝ようと判断し始めます。

このように体温のメリハリをつけると、眠りやすくなるかもしれません。

以上の他にも三橋さんの唱える基本ルールはたくさんあるのですが、どれも特別大変なことはなく、ほんの少しの習慣の見直しだったりします。

どんな人でも比較的簡単に取り組めることばかりですので、是非実践してみてください。

眠トレと筋トレの関係

睡眠とトレーニングの関係
先ほど睡眠時には成長ホルモンが分泌され、深い眠りを促すと言いましたが、この成長ホルモンは過度な運動をした場合にも分泌されます。

体を動かし続ける有酸素運動よりも、筋肉を限界まで追い詰める筋トレの方が多く分泌され、筋トレをした後、急激に眠くなるという話を良く聞きます。

しっかり筋トレすると、自然と眠りに入りやすい状態になるのですね。

そこで「寝る直前に筋トレをすれば体を鍛えられてすぐに寝付けるから一石二鳥」と思う方もいるかもしれませんが、それは大きな誤解なのです。

人は筋トレで壊した筋組織を修復するエネルギーを溜めるために、睡眠という休息を必要としますが、睡眠直前に筋トレをすると脳が覚醒してしまったり、体温が上手く下がらないということがおきます。

それは質の高い睡眠を邪魔することに繋がり、快適な睡眠を取ることが出来ず、負担をかけた体の回復が間に合わないということになります。

筋トレをするのにも適したタイミングがあるのですね。

筋トレをする時間として、睡眠の直前より2〜3時間前に行い、寝る前には脳も体もリラックス
させておくことが大事です。

また睡眠時間にはゴールデンタイムというものが存在し、夜10時から深夜2時までは成長ホルモンの分泌量が多くなるので、その時間を狙って睡眠を取るようにすると、筋トレでも眠トレでも良い結果が得られるかもしれません。

眠トレと筋肉のまとめ

睡トレ
快眠セラピスト三橋美穂さんの「眠トレ!ぐっすり眠ってすっきり目覚める66の新習慣」と筋トレの関係についてお話しました。

  • 眠トレは快眠セラピストの専門知識と経験から考案された快適な睡眠を生み出すための方法
  • 快適な睡眠には基本ルールがあり誰にでも取り組みやすい
  • 筋トレと睡眠は密接な関係にあるが正しい知識が必要

生活する上で必要な睡眠時間には個人差がありますし、その質も様々で「自分は皆と違う」なんて感じる人もいるかもしれません。

ですが、眠れずに困っている人は少なくないですし、三橋さんのようにサポートしてくれる方も多くいるので、睡眠で悩みのある方は前向きに改善に取り組んだり、誰かに相談してみると良い結果に進んでいくかもしれませんよ。