今回は、プラントベースダイエット実践経験をもとに取り組み方をご紹介します。
- ダイエットには食事が大事って聞くけど何から始めればいいのかわからない
- ヴィーガンやベジタリアンに興味があるけど、厳格なものは難しい
このような方は、参考にしていただければ幸いです。
プラントベースダイエットとは?
プラントベースダイエットとは、菜食主義の食事をとるダイエット法のことです。
そもそも、プラントベース(plantbased)は植物性由来の食べ物を意味しています。
その為、プラントベースダイエットの特徴として、植物性の食品を多く取り入れ、動物性の食品(肉や魚、乳製品)を控えます。
代わりに、フルーツや野菜、全粉穀物、ナッツ、種子類、豆類を中心とした食生活をします。
このように聞くと、ヴィーガンやベジタリアンと似ていますが、プラントベースダイエットは、自分のライフスタイルに合わせて取り入れるのが特徴です。
セラピスト実践プラントベースダイエットの取り組み方
ここでは筆者が実際にプラントベースダイエットを実践してみた上での取り組み方や感想を紹介していきます。
食べたものをノートに記録する
ダイエットを始めようと考えているのであれば、まず見直したいのは食事です。
1日の食事内容を把握しているという方は少ないのではないでしょうか?
実際に著者も自分の食事の内容を書き出してみたことがあるのですが、お菓子や加工食品を、無意識のうちにたくさん摂取していて驚いてしまいました。
食事内容を視覚化して、動物性食品と植物性食品に分けてみましょう。
自分が、どんな食生活で、どんな栄養素を摂っているかをアバウトでもいいので把握することが目標です。
加工食品や添加物入りのお菓子を控える
食事内容を把握したら、まずは加工食品・お菓子を控えることから始めてみましょう。
例えば、チョコレート菓子をりんごなどのフルーツに変更してみるなどのように簡単なことから始めることを推奨します。
著者の感想としては、最初はお菓子を食べたくなりましたが、実際にフルーツに変えてみるとお菓子を食べた後よりも満足感が高いことに気付きました。
動物性食品を控える工夫
動物性食品を控えるためにも、簡単なマイルールを作りましょう。
一例として、
- 昼食だけ動物性食品を摂取する。
- 牛乳をアーモンドミルクやオーツミルクなどに代替する。
- 夜のタンパク質は豆類などで代替する。
植物性食品:動物性食品=7:3の割合で摂ることを意識しました。
ポイントは、全ての動物性食品をあえて排除しないことです。
プラントベースダイエットを実践してみての感想
著者が実践して感じた感想です。
- 食品表示を確認するようになった。
- 自分の食事内容が、動物性の食品や加工食品に偏っていることに気づいた。
- 完全に減らすわけではなく、ストレスなく続けることができた。
- お菓子をフルーツに変えて、幸福感が増した。
プラントベースダイエットのメリット
プラントベースダイエットにはこんなメリットがあります。
自分の食生活を見直すきっかけになる
現代人は、動物性食品や加工食品を取りすぎています。
動物性食品は、ビタミン・ミネラルを無駄に消費してしまう可能性があります。
摂りすぎていることに気づいて少しでも減らすことで、肌の調子が良くなり、ダイエット効果なども期待できるでしょう。
さらに、菜食にすることによって、腸内環境を整えることができます。
動物性の食品は、消化に負担がかかることで、腸内で腐敗し悪玉菌が発生しやすくなります。
一方で、植物性の食品をとると食物繊維をたくさん摂取することができ、腸内細菌の餌になり腸内環境を整えてくれます。
環境に優しい食生活を取ることができる
環境に負担をかけないために、普段の食事でプラントベース食品を食べることによって環境や野生生物を守ることができるのです。
つまり、SDGs=サスティナブル(持続可能な地球をつくること)に貢献することができます。
ダイエットだけでなく、地球環境とも共存できる生き方ができるのは理想的です。
プラントベースダイエットのデメリット
プラントベースダイエットにはデメリットもあります。
菜食主義が自分の身体に合わない可能性がある
動物性食品は、必ずしも悪というわけではありません。
今までの食生活からいきなり、菜食主義に変えることの注意点があります。
過敏性腸症候群の方は、腸内細菌が急激に変わることでお腹の膨張感が増して、症状がさらにひどくなってしまう可能性もあります。
自分の体調に合うのかどうか、実際に試して観察してみることも大事です。
プラントベースダイエットのまとめ
プラントベースダイエットは、動物性の食品を控えて、植物性の食品を中心にする食事方法のことです。
- 食べたものをノートに記録する
- 加工食品や添加物入りのお菓子を控える
- 動物性食品を控える工夫
ダイエットだけではなく、地球環境保全にも貢献することができる食事方法になります。
まずは、自分の食事を振り返ることから始め、身体にあった食事方法に一歩近づきましょう。
※記事の内容は「プラントベースダイエット」に関するリサーチを参考にライターの見解を加えて編集したものであり、成果や効果を断言するものではありません。