この記事（自叙伝）は90年代にボクシングで活躍した元日本J・ウェルター(現：スーパーフェザー)級1位の小笠原一揆（おがさわらいっき）選手より依頼を頂き、便せん50枚以上の手紙をもとに編集した記事です。
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感謝
真中さんにはその後、真中さんが移籍後の角海老宝石ジム(大塚にありましたね)で何度か胸をお借りしましたね(スパーリングをやって頂いた事です)沢山、沢山の大きな自信にもなりました。
(憧れの真中さんと打ち合えたのですから)
そう言えば、真中さんが、 電車の中で、車内暴力を止めたこと、その勇敢さは僕も引き継いでいますよ。
ぼくも、車内暴力を止めたことがあるのです。
妻に感謝、ボクシングに、健康に感謝です。
我が家にはインターネットはありません。 悪しからず。
今は失業中でとてもそんなお金は、ないのです。悪しからず。
おまけ 「人生とはチャレンジし続けることです。」とは、僕が、東京で、大変お世話に なった、(インクコーポレーション)の入江尚之さん(入江さんも元気のよろしい方で、僕の居るジムに通ってくれました)の会社に居る、元日本ウェルター級チャンピオン吉野弘幸さんの親友の「曽我」という人が僕に送ってくれた餞(はなむけ)の言葉です。
何故か僕には心惹かれあう友がいて、その人は託間タケオというやつです。
確か、石橋ジムの選手でした。(石橋ジムの小藤さんお元気ですか?いつかは激励賞をありがとうご ざいました。お礼も言えずに申し訳ございません)
託間タケオというひとは、 人格者で、医療用係の仕事をしていたと思います。
どちらかが、もしも日本チャンピオンになれたら、試合をしたかったねと、呑んで語り合ったことも有りました。
今、彼はとう しているのでしょうか?他にもお世話になったのは、音楽の、岡勝之さん(ロックンロ ールの人なのに何故か右翼でしたね)、僕のことを長いドキュメンタリーにしてくれた、NHKの東健介さん、元日本バンタム級チャンピオン尾崎恵一さん、 ZACの田村さん(もしかしたら、この人も元暴走族のリーダーだったのでしょうか?) その奥さんの超、 超、超可愛らしい田村洋子さん、とび職できれいな奥さんに先立たれた(お気の毒な)、親方の須田さん (この方も元暴走族のリーダーだった人)(現光栄代表)、天野工業 の鈴木さん御夫妻、連絡の触れなくなってしまった田中政之社長。 皆さんありがとうご ざいました。お世話になりました。御名前をあげたら、きりが有りません。
増切菖蒲園の星伸一さんにも大変お世話になりました。
田園第布南の細川たかき君、お 元気でしょうか?無償でボクサーに良くしてくれた方々には、何とお礼を言ったらいいの か、わかりません。
僕は脳の病気を患いましたから、そう長くは生きられないと思います。
謝罪
亡くなられた故三迫仁志会長、ごめんなさい。
僕の最後の試合の時のチケットを預かる 時に、びっくりしました。
だって、会長が「お前が頭だぞ!」と言われたのに、チケットを見ると、なんとメインイベントはではありませんでしたから。
その日(1993年6月 14日) のメインイベントはグレート金山さんの日本バンタム級タイトルマッチでした。
僕はセミファイナルでした。しかし、こんなくそったれの僕にもプライドがあります。
一 度お預かりしたチケットをすぐにお返しするわけにもいかずに、試合の当日まで売りさば いていましたが、試合当日に、どうしてもさばききれずにマネージャーにチケットをお しました。(セミファイナルのファイトマネーではとてもその金額を絞りきれなかったの です。)
久保さん、あの時はすみませんでした。
グレートさんには、「あの試合の後に本当に僕が試合をやるのか?と気が引けた」と後に言ってもらいました。
グレートさん、安らかに眠ってください。
グレート金山さんの死も出絶でしたね。忘れられません。
三迫仁志会長も、あと少しだけ待っていて下さい。
人間は必ず皆死ぬのです。僕ももうすぐにい きます。
野口先生ともお会いできますね。(野口先生にはお会いしたことがありませんから ね)お会いするのが楽しみです。3人でお酒を呑みましょう。野口先生は右翼の大物であり 三迫仁志会長の生みの親です。
武士道というは死ぬことを見つけたりと(葉隠れ)に有ります。
今でも何故か、あのタレントさんとの、試合があるような気がしています。
本当 に、勝てるかどうかは別にして、試合はやりたいのです。
僕の人生に、感謝です。
その試合で勝ってリングの上で死ぬのが僕の本当の夢です。
52歳(現在)の馬鹿な本当の夢なのです。
小山豊さんとの僕の25歳の現役最後の試合の後に、控え室に顔を出してくれた僕の可愛い弟分の(当時ランドジム所属)平野安夫君(字が間違っていたら御免なさい。)元気にしているかな?三迫正廣さんにもたくさんお世話になりました。
昔お世話になった人たちに・・・続く。
