現代人は目の疲れにより、頭痛・肩こりなど体に負担をかけているケースが多くあります。
目薬をさす、目を温めるなど目の血流を促すことが効果的となり、当記事ではいつでもどこでも簡単にできる目のストレッチ方法を解説していきます。
目に関連する商品を扱う企業が推奨する体操を早速みていきましょう。
なぜ目の疲れは起こるのか?
なぜ目の疲れが起こるのでしょうか?
例えば、長時間パソコン作業やスマホでの作業がつづくと瞬きの回数が減ります。
瞬きが減ることで、目の乾き、目の奥の重さ・痛みが出てしまい目の疲れの原因となってしまうようです。
さっそく、各企業のストレッチ方法を解説していきます。
参天製薬推奨の目のストレッチ
目薬で有名な参天製薬では、3つの工程に分けストレッチ方法を解説しています。
ウォーミングアップ
まずはウォーミングアップから始めます。
- 左右交互にリズミカルにウィンクする→10〜20回
- 1のスピードを早めて行う→10〜20回
- 1のスピードをゆっくりと行う→10〜20回
- 1の強さをギュッと強めに行う→10〜20回
- 両眼をギュッと閉じて、パッと開く→3回
ウォーミングアップだけでも効果を実感する人もいるかもしれません。
血流を良くし、次の2つの体操をおこなっていきましょう。
目の上下左右体操
1つ目は、目だけを上下左右に動かす体操です。
- 視線をまっすぐにする
- 左斜め上を見つめる。1に戻し右斜め上を見つめる(各3秒ずつ)
- 左斜め下を見つめる。1に戻し右斜め下を見つめる(各3秒ずつ)
- 左横を見つめる。1に戻し右斜め横を見つめる(各3秒ずつ)
- 上を見つめる。1に戻し下を見つめる(各3秒ずつ)
- 鼻を見つめる(3秒)
それぞれ出来る限り際まで見つめるとより効果を実感いただけます。
目のぐるぐる体操
2つ目は目のぐるぐる体操です。
- ゆっくり右回りに眼球を回す→2~3周
- ゆっくり左回りに眼球を回す→2~3周
- 寄り目にして5秒キープ。終わったら視線を戻す
早くやりすぎる、回数を多くやりすぎると目を回す可能性がありますのでゆっくりとリラックスしながら行いましょう。
参照は参天製薬の目のストレッチを参考にしていますので詳細はホームページをご覧ください。
ロート製薬推奨の目のストレッチ
同様に目薬で有名なロート製薬では、動画を使った体操を紹介しています。
眼精疲労研究の第一人者である梶田眼科院長の梶田雅義先生監修の体操です。
動画を説明しましたのでご参考ください。
まばたきストレッチ
- まばたきで拍手をするようにパチパチする→6回×2セット
- 目で「の」の字を書くようにぐるぐる回す→3セット
- 眼球を上下左右にゆっくりと動かす→5セット
- 人差し指を前にし目を寄り目、目が寄ったら天井を一気に見上げる →2セット
youtubeでも動画をチェックできますのでご確認ください。
https://youtu.be/mURDWt0k5wA
メニコン推奨の目のストレッチ
最後にコンタクトレンズで有名なメニコンの目のストレッチ方法になります。
当記事ではストレッチ方法のみ解説しますが、目に効くツボや日常のケアポイントもありますのでご覧ください。
他の企業とは違うヨガを取り入れた方法がありましたのでみていきましょう。
ヨガを取り入れた目のストレッチ
ゾーンセラピーという言葉をご存知ですか?
ゾーンセラピーとは足や手に密集する体の器官に対応した反射する部位を刺激する健康法です。
簡単に説明すると、身体の一部分を刺激すると、別の身体の部分に作用するというイメージです。
ゾーンセラピーに基づき、中指の爪の両横を揉むと首や顔、目に関係する部位となりケアすることができます。
マッサージ法は
- 中指の爪の両横を押す(左右)
- 中指の爪の両横をねじる(左右)
となります。
痛くならないように揉みながら目に関連する血行を良くしていきましょう。
猫のポーズで目玉回し
メニコンより画像を参照させていただきます。
四つん這いになり、膝や足首を腰幅に開き、手首は肩の灰の幅に開き準備します。
当記事では初級編を解説します。
- 手の指先は内側に向ける
- 息を吐きながら肘を直角に曲げ、胸を床に近づける
- 顔はできるだけ下を向かず正面に向ける
- 目玉回し(左右1回ずつ)
- 回し終えたら正座に戻り深呼吸
上のポーズを2回繰り返します。
ヨガは呼吸を整える方法です。深く呼吸をするだけでも精神が整いますが、さらに目のストレッチも入れると結構が良くなるようです。
くつろぎのポーズ
くつろぎのポーズは主に目を休ませる方法となります。
上向きに寝て両手は脇から少し離します。
手のひらは上に向けて脱力しリラックス効果を高めます。
足は肩幅に開きゆったりとした状態で目を軽く閉じます。
ここも呼吸が大事となりますので、深く深呼吸を行い体の中に溜まっている嫌な気持ちを全て出し切ってしまいましょう。
ヨガを取り入れることで血行を良くする効果がありますが、さらに目の部位を動かすことで相乗効果を生み出します。
1日のほんの数十分でもよいので自分のケアを大事にしてみてください。
目の疲れをほぐす器具紹介【目のマッサージ番外編】
ストレッチや体操は素晴らしい!そうはいってもなかなか時間が取れないという方もいますよね?
少しでも時間を無駄にしたくないという方は目のマッサージ器を使用することをお勧めします。
A-tion アイマッサージャーという商品となります。
気圧療法と温熱療法を組み合わせた商品です。
目元の血流を圧力と熱によりほぐす商品となるので仕事で時間がないビジネスマンの方や自宅でゆっくりと過ごしたい方におすすめです。
お値段もそこまで高くなく、手軽に買える魅力もありますので是非お試しください。
目のストレッチまとめ
目の凝りは蓄積され、ふとした拍子にからだの不調となって返ってきます。
日頃からアイケアを行い自分の思っている以上に頑張っている目を休ませてあげることが毎日の健康維持に欠かせない健康の基盤づくりとなるでしょう。