インナーマッスル(深層筋)とは?トレーニングによる鍛え方

インナーマッスルとは?

この記事ではそもそもインナーマッスルとは?ということから、巷で噂の、インナーマッスルを鍛えるの意味ある?説や、どうやって鍛えればよいの?鍛えるメリットは?などインナーマッスルに関する情報をトータルで解説いたします。

インナーマッスルとは?

身体の深いところに位置する筋肉で深層筋のことを指します。
参考:公益財団法人 長寿科学振興財団 健康長寿ネット

また、インナーマッスル=体幹と思われがちですが、身体の奥に位置している筋肉の総称がインナーマッスルであり、体幹筋以外にも上肢・下肢の筋肉の深層筋もインナーマッスルと呼ばれます。

体幹の主なインナーマッスル

体幹のインナーマッスル
参考:整体院 整骨院 彩

  • 腹横筋(ふくおうきん)…腹筋の最も深部にある筋肉
  • 多裂筋(たれつきん)…腰背部の筋の中で最も深部にある筋肉
  • 横隔膜(おうかくまく)…胸郭の下方に半球型についている筋肉
  • 骨盤底筋群(こつばんていきんぐん)…尿道括約筋(にょうどうかつやくきん)、球海綿体筋(きゅうかいめんたいきん)、肛門挙筋(こうもんきょきん)、外肛門括約筋(がいこうもんかつやくきん)など、骨盤の下部にハンモック状についている筋肉の総称

肩関節の主なインナーマッスル

肩関節のインナーマッスル

参考:もり鍼灸整骨院

  • 肩甲下筋(けんこうかきん)…肩甲骨の裏側から上腕骨に付着し肩関節を内旋する役割を担う筋肉
  • 棘上筋(きょくじょうきん)…肩甲骨側から上腕骨に付着し肩関節を外転させる役割を担う筋肉
  • 棘下筋(きょくかきん)…肩甲骨側から上腕骨に付着し肩関節を外旋させる役割を担う筋肉
  • 大円筋(だいえんきん)…肩甲骨の下角部から起始し、前外方へ向かい、上腕骨小結節稜に停止する筋肉
  • 小円筋(しょうえんきん)…棘下筋に一部覆われている肩甲骨の後面外側縁上部の1/2から起始し、上腕骨大結節の下部に停止する筋肉

股関節の主なインナーマッスル

股関節のインナーマッスル
参考:パーソナルトレーニングルームBSpico(ビーエスピコ)

  • 梨状筋(りじょうきん)…脊椎の下部に仙骨、または尾骨の前面から、大腿骨上端の突出した部分(転子)に伸びている筋肉
  • 外閉鎖筋(がいへいさきん)…坐骨と恥骨の筋肉で股関節の外旋を行う役割を担う筋肉
  • 内閉鎖筋(ないへいさきん)…股関節の外旋動作に関わる深層外旋六筋の中では最も強力な筋肉
  • 上双子筋(じょうそうしきん)…坐骨棘、小坐骨切痕を起始とし、内下方に斜走して大腿骨大転子に付着する筋肉で双子筋の一つ
  • 下双子筋(かそうしきん)…坐骨結節を起始とし、内下方に斜走して大腿骨大転子に付着している筋肉で双子筋の一つ
  • 大腿方形筋(だいたいほうけいきん)…内閉鎖筋と共に股関節の外旋に最も影響を与える筋肉

インナーマッスルの嘘・本当!鍛えても意味がない?

賛否両論の意見ではありますが、インナーマッスルを鍛える見解に関してはメジャーリーガーのダルビッシュ有選手も自身の公式Twitterアカウントでこのようにつぶやいています。

そして、欧米のスポーツ業界などでは現在インナーマッスルトレーニングをやっている選手はほぼいないそうです。

管理人の見解としては、主に体を動かすことに作用するアウターマッスル(表層筋)が飛行機の機体だとして、インナーマッスル(深層筋)は小さいネジや歯車のようなイメージだとします。

小さいネジや歯車が鍛えられていなくても問題なく飛ぶ(動作できる)のであれば問題ないと思いますし、飛ぶ(動作する)にあたって、たとえ小さいネジや歯車でも連動しているのであればしっかりとケアする必要があると感じております。

一方で、アメリカではインナーマッスルは限りなく靱帯に近い筋肉とも言われているのですが、(『学術的に「正しい」若い体のつくり方』の著者で近畿大学生物理工学部人間工学科准教授の谷本道哉氏もインナーマッスルの多くは主に関節動作を安定させる働きを担っていると解説)日本ではインナーマッスルというと、上部でも解説した、アウターマッスルにも作用する深層筋をインナーマッスルと定義しているという事もあり、「インナーマッスルを鍛える」ということに関して、とらえ方が乱立している可能性はあります。

また、世界トップクラスのサッカー選手であるクリスティアーノ・ロナウド選手は「アウターマッスルを鍛えてれば、体幹トレーニングとかインナーマッスルトレーニングはしなくてもいい」という発言をしています。

「インナーマッスルはダイエットに効果的なのか?嘘・本当」という、事柄についても賛否両論ありますが、考え方として、

インナーマッスルはダイエットに効果がない!と考える人は、
靱帯のような小さい筋肉を鍛えても意味がないだろう!」と思っているでしょうし、

インナーマッスルはダイエット効果がある!と考える人は、
インナーマッスルを鍛えることで、アウターマッスルにも作用するから結果的にダイエットに繋がり、ダイエット効果があるだろう!

と思っているのかもしれません。

これは、インナーマッスルを鍛えるのはいいのか?

と同じ考え方だと思うので、最終的な判断はご自身が納得いく方というのが一番良いかもしれません。

インナーマッスルを鍛えるメリット

インナーマッスルを鍛えるメリット
インナーマッスル(深層筋)はトレーニングをしても意味がない!という意見がある反面、このようなメリットもあります。

姿勢が良くなりきれいなボディになる。

これに尽きるでしょう。

矯正下着をイメージして貰えるとわかりやすいと思いますが、インナーマッスルがコルセットの役割を担っているようなイメージです。

その他にも「代謝が良くなるや」「太りにくい」などの見解もあったのですが、無理やりなこじつけの見解でした。

インナーマッスルと体幹の違い

インナーマッスルと体幹の違い
冒頭でも説明したように、インナーマッスルは体全体の深い部分にある筋肉の総称となります。

一方、体幹は主に胴体部分のことをさして体幹といいます。

その為、体幹の中にインナーマッスルがあるので体幹とインナーマッスルが混合されてしまうことが多いのですが体幹=インナーマッスルではないのでご注意下さい。

インナーマッスルと腰痛の関係性

インナーマッスルと腰痛の関係
腰痛は様々な要因が考えられるため、一概にインナーマッスルが弱いと腰痛になる。

インナーマッスルを鍛えれば腰痛が治る。

というわけではないのですが、腰痛の原因の一つとして、インナーマッスルに含まれる筋肉の衰えなどが腰痛の要因になっているケースがあるため腰痛の改善方法としてインナーマッスルのトレーニングが取り入れられることもあります。

インナーマッスルを器具を使わずに行う鍛え方

インナーマッスルは器具を使わなくても鍛える事ができます!

ここでは、お腹と肩のインナーマッスルを器具を使わずにトレーニングする方法について紹介します。

お腹をドローインで鍛える方法

ドローインとは腹部をへこませ続けることでお腹の筋肉(腹横筋、腹斜筋、腹直筋、脊柱起立筋、腸腰筋など)を鍛える方法で、お腹周りのインナーマッスルのトレーニングです。

肩のインナーマッスルを鍛える方法

野球など肩を使ったスポーツだけでなく。五十肩のリハビリにもなるチューブを使ったトレーニングです。

インナーマッスルを器具(EMS)を使って鍛える方法

EMS(複合高周波)という電気で筋肉を運動させる機会でインナーマッスルを鍛える方法があります。
EMSでトレーニング参考:LINEショッピング

効率的に、短時間で鍛えることができるという素晴らしいメリットがある反面、EMSを取り入れている治療院やサロンの施術者が教えてくれないデメリットを暴露しますと、EMSはある程度の筋肉量がない人が行ってもほとんど効果がないそうです。

これは管理人がダイエットコンサルをしていた際にEMSダイエット専門のサロンに勤務していたトレーナーに教えてもらいました。

ただ、そういったサロンに通うお客様はハードなトレーニングができない&続けられないという理由から楽して痩せたいというニーズに合わせて、ビジネスとしてEMSのアプローチをしているそうです。

確かに、管理人もEMSで腸腰筋にアプローチした際に、この機械は大リーグの○○選手が使っているという説明を受けたことはありますが、メジャーリーガーなのでもちろん筋肉があるのは大前提となります。

よく考えると、EMSで有名なあの商品を使っているプロサッカー選手もそもそもマッチョで有名なような…

とはいえ、筋トレでは鍛えにくい筋肉を鍛えたいときや、忙しくて筋トレする時間がとれないときなどには一つの選択肢としてよいかもしれません。

ちなみに、EMSというと高額機器のイメージもありますが、意外とリーズナブルな価格で購入できるものもあるので、実際に自分で試してみるのもいいかもしれません。

▼安いEMS

▼高いEMS

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インナーマッスルについてのまとめ

インナーマッスルまとめ
体幹とインナーマッスルは違うということは覚えておきましょう。

そして、インナーマッスルを鍛えるかについては賛否両論ありますが、トレーニングの一つとしてインナーマッスルの知識があることで損をすることはないでしょう。

一概にインナーマッスルを鍛えるというのではなく、体のどこの部分の
インナーマッスルを鍛えるか意識して行う
ことをおすすめします。

※記事の内容は「インナーマッスル」に関するリサーチを参考に管理人の見解を加えて編集したものであり、成果や効果を断言するものではありません。