初めまして。30代の男性看護師です。
看護師として都内で転職を繰り返し、33歳で起業、訪問看護ステーションを立ち上げて活動してきましたが、現在は退社。都内の訪問看護ステーションで看護師として働いています。
働いて10年を超えた現在、看護師として得た知識と経験が役に立てればと考え、ブログで発信していこうと考えています。
主にスキンケアや排泄ケア、看護師の転職・キャリアアップについて記事を書いていきます。
以下、記事テーマ選定についての理由を私の経歴などを踏まえて書いていきます。読んで頂けたら幸いです。
スキンケアや排泄ケアを記事テーマにしようと考えた理由
ここでは、私がなぜスキンケアや排泄ケアをテーマに記事を書こうと思ったのか説明します。
看護師には様々な専門分野を極めた人がいる
ところで、皆さんは看護師として働く人の中にはある領域に特化したスキルをもっているのを御存じですか?
医療が高度に発展している現在、一人ではその膨大な知識を蓄えることが難しく、専門分野へと役割分担しているのが現在の医療サービスの在り方です。
看護師も例外ではなく、より高度な技術と知識を専門的に生業として病院などで働かれているかたがいます。(実際、病院に行ってもあまり見分けがつくようにしている施設は少ないですが。。)
わかりやすいとこで言えば、看護専門外来です。
外来の診察室で医師と並んで患者さんに関わっています。
その他にも、病院全体の感染対策として、また床ずれの発生予防として管理全般を行っている看護師もいます。
看護師としてある程度経験を積んでいくとキャリアアップとしてチャレンジでき、そのような業務を担うことができるようになります。
スキンケアと排泄ケアの専門家
私はスキンケアの専門家になるべく、10年以上の看護師キャリアの大半をその専門領域の経験と知識の研鑽にあてた上で、資格を取得しています。(皮膚・排泄ケア認定看護師と言います。)
病院では上記で述べた、看護専門外来や床ずれの管理全般を病院で行ってきました。
また、患者さん個々にスキンケアや失禁などに関連した排泄ケアに関して、相談や指導などを行ってきました。
その過程で得た知識や経験をもっとたくさんの人に知ってもらえたら、またそれにより看護師という仕事がより魅力に思って頂けたらと思い、このテーマの記事を書こうと考えました。
看護師の転職・キャリアアップを記事テーマにしようと考えた理由
まず、看護師として私のような経験をされているかたはあまりいないのではないかと思います。
高校時代
私は都立進学校を卒業後に都内の看護専門学校に入学しています。
都立の看護学校を入学した理由は、
①進学校にも関わらず、部活にのめり込んで学業をおろそかにしていた。
②都立の看護専門学校は学費が他校に比べ格段に安く、両親の経済的負担を減らせると思ったからです。
認定看護師になるまで
初めての就職先は、都立病院(難病の専門病院)でした。看護師2年目より専門職として成長したいと考えて、3年目を過ぎた頃に他の都立病院(癌・感染症の専門病院)に異動し、手術室で働きながら看護について学びました。
その当時、手術室で働かれている先輩達の専門性の高さに感化され、看護師歴5年目を過ぎた頃に現在取得している皮膚・排泄ケア認定看護師を目指し都立病院を退職。
認定看護師になるための受験資格である特定領域の経験が足りなかったため、民間の総合病院に就職し経験を積みました。
受験資格を得た私は、サポートをしてもらえる病院で再度転職し受験時期まで働いていました。
しかし、受験の時期を迎えると支援するのは難しいと伝えられました。
再度転職を繰り返しましたがそこでも同様なことになり、退職して個人で学校に入学しました。
入学した学校は都内の有名な研修学校でしたが、当時同期の中で自費で入学した学生は私だけでした。
独立
認定看護師教育課程を卒業後に、再就職し3年程度経験と実績を積み、独立起業して訪問看護ステーションを立ち上げました。
訪問看護事業は3カ月を過ぎたあたりで黒字転換し、収入も安定しましたが、その過程の中で仲間と意見が対立して1年で退社。
現在は他の訪問看護ステーションで認定看護師として訪問看護や地域の教育・指導をしています。
東京都から依頼を受け、看護師数増加のため高校生対象に講演をしたり、都立看護専門学校のパンフレットに掲載して頂いたりもしています。
現在
そんなこんなで今までに6箇所の病院で勤務しました。履歴書は真っ黒です。
雇用する側からすると長く働けるか疑問に抱かれる経歴です。
ですが看護師需要の高さ、これまでの私のキャリア形成を評価してもらい就職でき、また一定以上の条件も提示してもらえています。
他方で転職を繰り返してきたことで、病棟・外来・手術室・施設・在宅など様々な場所で経験できたことが現在の仕事に活かせています。
看護師としては異色の経歴ですが、転職やキャリアアップを考えている看護師の皆さんに私の経験を踏まえてこのテーマで記事を書きたいと考えました。
定期的に書いていきますので、気になる記事がありましたら読んでもらえるとありがたいです。
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