仕事や遊びなどでは、最初はドキドキして緊張しながらも、希望に満ちた楽しい気持ちでスタートしますよね。
しかし、時間が経過して慣れてきたり、飽きてきたりすると、やる気がなくなってモチベーションが上がらなくなり、もっと良い結果を出そうと頑張ることができなくなりませんか?
それは、その物事に対する自分のモチベーションが下がったことが一つの原因だと思います。
このモチベーションを上げ続けることができれば、より良い結果を出そうと頑張り続けることができるのではないでしょうか。
皆さんはどのようにしてモチベーションを上げているのでしょうか?
また、モチベーションを上げるためのおすすめの方法についてもご紹介します。
モチベーションとは
人が何かアクションを起こそうとした時、その物事に対しての動機付け(どうしてその行動をするのか)や目的(何の為に行動するのか)のことを指します。
私がダイエットをするというアクションを起こす時、“痩せている友人に恋人が出来たのが羨ましかった”とか、“自分も痩せて恋人を作る”という動機や目的が、ダイエットする為のモチベーションであるといえますよね。
しかし、自分の体を苦しく追い詰めなくてはならないような辛いダイエットは、そのモチベーションが低いと、「どうせ自分は痩せてもムダ」とか「自分にはできっこない」と諦めてしまいがちです。
ですので、やり遂げたいことがあるのなら、モチベーションを高く上げ続けることが大切なのですが、皆さんはどんな時にモチベーションを上げたいでしょうか?
モチベーションを上げたい時
モチベーションを上げたいと感じる瞬間はたくさんあると思います。
- 仕事で難しいプロジェクトを任されてやり遂げたい
- 友人と大きな目標を成し遂げたくて最後まで頑張りたい
- やりたくないけどやらないといけないとわかっていることを乗り切りたい
など挫折してしまいそうになるけど、やらなければいけないとわかっていることを達成する為には“モチベーションを上げたい”と感じるのではないでしょうか。
私は特に“自分を変えたくて今までチャレンジしたことのないことを始める”時に、モチベーションを上げたいと考えてしまいます。
モチベーションを高く維持することができれば、目標を達成する確率やスピードが上がるということを知っているからです。
しかし、そのモチベーションを高く上げることが難しいのですが、そのモチベーションを上げるおすすめの方法をご紹介します。
モチベーションを上げるおすすめの方法
ここで逆に“モチベーションをあげられない理由”は何かと考えると、
- 目的や目標が定まっていなくて漠然と始めてしまう
- 目的や目標が高すぎて諦めやすい
等がありますが、それをしないようにしてみると良いかもしれません。
目標の見える化
自分が掲げた目標に対して、現在どこまで進んだかを記録して、視覚で確認できるようにしましょう。
私のダイエットの例で説明すると、20キロ減量するという目標を立てた場合、ダイエットをして1週間毎に体重を測定し記録します。
それを定期的に実施すると、5キロ減量成功した時は「後は15キロだ!自分は前に進めているからもっと頑張ろう」と考えられますし、2キロ増加した場合は「昨日食べたラーメンが良くなかった、気を引き締めよう」と反省することもできます。
目標への歩みが見えるからこそ、振り返ることができますので、漠然とダイエットするよりもモチベーションを上げることができますよ。
努力の習慣化
生活の中で始めた特別な事柄を習慣化するようにしましょう。
食事の後に嫌々やっていた筋トレを、ダイエットしているからやるのではなく、ダイエットしていなくてもやるのです。
するとその筋肉トレーニングはダイエットではなく、生活の中の決まり事になりますので、負担だと思う気持ちは無くなり、ダイエットできるという結果だけが残ります。
負担を感じないのに目標に近づくと、もっとやろうかなと考えてしまうお得な結果を得られます。
一人ではなく誰かと競う
やはり一番効果が高いのはライバルと競争することですよね。
自分と同じような体型の友人が、一緒に始めたダイエットで先に結果を出したら悔しいのではないでしょうか?
私の場合、「自分は自分のペースでやるから後で結果がくるんだ」などと言い訳しながら、陰で必死にダイエットしてしまいます。
一人でやるよりも誰かと実践する方が、モチベーションは上がりますし、長く続けられますよ。
モチベーションを上げるには、上げようと意識して行動することが大事ですね。
モチベーションを下げない方法
先に述べたように、モチベーションを上げる方法は重要ですが、せっかく上げたものをすぐに下げてしまったら勿体ないですよね。
そこで上げたモチベーションを下げない為に、おすすめの方法をご紹介します。
アンカリングをする
あまり聴き慣れない言葉かもしれませんが、このアンカリングとは心理学で使われる言葉で、“条件付け”のことです。
自分が決めた行動をすることで、気持ちをすぐに切り替えてどんな状況や環境でも、ベストな状態を作り出すということなのです。
少し前に流行った“ルーティーン”と似ているかもしれませんね。
私は学生の頃、キツイ部活に通うのが嫌でしたが、頑張る為に自分の大好きな音楽を聴きながら部活に通っていました。
その時はその行動で、“頑張らないといけない”という気持ちに切り替えていたように思います。
今でもその音楽を聞くと、その時の気持ちを思い出して切り替えることができる時がありますが、それがアンカリングです。
皆さんにも似たような経験はないでしょうか?
体を健康に保つ
当たり前のように感じるかもしれませんが、昔の人が言っていたように「健全な体に健全な気が宿る」というのは本当で、調子が悪い体では心や脳が上手く活動できません。
体も早く異常を治療したいので、休養したいというモードに入り、モチベーションを上げて何かに取り組もうという気持ちにはなりませんよね。
体調を崩すとモチベーションは絶対下がりますので、健康には十分気をつけましょう。
皆が実践しているモチベーションを上げる方法
一昔前と違って、プライベートな時間にはいろいろなことができるようになったと感じますが、皆さんもそれぞれモチベーションを上げる為にやっていることがあるようです。
YouTubeなどの動画を見る
スマートフォンの普及により、仕事の休憩時間にも動画を見て気分転換をしたり、休憩後も頑張ろうとモチベーションを上げる人もいらっしゃいます。
動画の視聴は、人間の視覚と聴覚に同時に働きかけることができる優秀な方法なので、おすすめですが、更に体を動かす動画だと体感的にも働きかけることができるので、より良い効果が期待できるかもしれません。
私も自宅ではダイエット動画を見ながら、一緒に体を動かすようにしていますが、意外に楽しいなと感じました。
体を動かすと心も明るくなるような気がしますよ。
読書をする
現在はスマートフォンでも本を読むことができる時代です。
そして読書をすることで誰しもが次のような経験したことがあると思います。
ファンタジーストーリーの本では現実を忘れて気分転換を、自己啓発本では“自分もこの人のようになりたい”とモチベーションを上げることができたのではないでしょうか。
読書を通して自分の知らない好奇心を満たしたり、新しい発見でやりたいことを見つけたり、他人が感じた気持ちや価値観を学ぶこともできます。
このように読書をすることには、たくさんの効果が得られるメリットがありますので、モチベーションを上げる為にもおすすめですよ。
私のおすすめの本は、水野敬也さんが書いている“夢をかなえるゾウ”です。
面白くも、より良い人生を送りたいというモチベーションを持てるようになりますので、是非読んでみてください。
モチベーションを上げる方法のまとめ
皆さんにおすすめのモチベーションを上げる方法についてお話しました。
- モチベーションを上げれば目標達成をしやすい
- モチベーションを上げるには意識して行動する
- モチベーションを下げない為には健康にも気を付ける
- モチベーションを上げる方法は人それぞれ
“自分が子供の頃どんなことに夢中になっていたかな”とか“若い頃寝る間も惜しんで熱中していたことは”という過去をゆっくり振り返って見ると、自分がどんな時にモチベーションが上がる人間なのか、きっとわかります。
どんな人でも好奇心や達成感を満たすのは魅力だと思いますが、“自分を心から動かすのはどんなことか”を理解して生活に取り入れることができれば、高いモチベーションを維持して楽しい人生を送れるかもしれませんよ!