生きていれば老化をしていくというのは人間の宿命です。ちなみに老化とは簡単に説明すると成人年齢を超えたあたりから徐々に生理機能が衰えることを指します。
ただ、本格的な老化というと大体５０代以降の印象が強い方も多いのではないでしょうか？そのままアンチエイジングをしないでいれば老化はどんどん進んでしまいますし、体の調子があまり良くないなと感じる日も増えてきてしまうでしょう。
40歳～５０歳を過ぎたら老化防止としてアンチエイジングでサポニンを摂取しておくことがおすすめです。サポニンには体の内側と外側の両方の老化防止をするという効果が期待できるので、早い段階から摂取しておくことで元気な体を維持することができるのです。サポニンの摂取をするにはサプリメントが簡単でおすすめなので紹介していきます。
サポニンとはどんな成分？
サポニンは植物の葉・茎・根などに含まれている苦味やえぐみなどのもとになっている成分で、大豆や高麗人参、田七人参、アマチャヅルや桔梗などに含まれています。
漢方薬として有名な高麗人参や田七人参などの場合は主に根の部分に豊富に含まれています。例えば大豆でいうと煮ている時に水に消えない泡が出てきますが、あれがサポニンです。
サポニンという名前の由来
ラテン語で石鹸という意味があるサポという言葉が使われています。サポニンは水にも油にも溶けやすく、脂質を溶かす効果や殺菌・抗菌作用などを期待できるため、天然の界面活性剤としても利用
されています。
特に注目されているのはコレステロール値を下げるということや血液さらさら効果、アンチエイジング効果、ホルモンバランスを整える効果などもあります。
ちなみに同じ人参でもスーパーでよく見かけるオレンジ色のあの人参は高麗人参や田七人参とは全く違う種のものになるのでお間違えの無いようご注意下さい。
田七人参や高麗人参は収穫できるまでの年数が長く、しかも栄養が最高の状態にまで育てるのが難しいため、とても希少なものとなっているのです。特に田七人参は市場に出回っている数は極端に少なく、天然ものとなれば尚更希少なので値段も普通の人参よりも高値となっています。
サポニンにはアンチエイジング作用がある？
結論、サポニンの効果の一つである肥満予防・改善効果も実はアンチエイジングにとても役立ちます。
その理由として、例えば大豆に含まれているサポニンには腸で吸収したブドウ糖が脂肪とくっつかないようにすることで脂肪の蓄積を抑えるという役割があり、これが肥満の防止につながるのです。
肥満になると当然コレステロールも溜まりやすくなりますし、その分血液の流れも悪くなってしまいます。肥満によって体の調子が悪くなってしまうだけではなく、見た目も老けて見えるようになることが少なくありません。
いつまでも若々しくいたいのであれば肥満になるようなことをするのは避けたほうが良いのです。
更にサポニンには代謝アップの効果もありますのでダイエットにもとてもおすすめです。
大豆であれば女性のホルモンであるエストロゲンと似た効果のあるイソフラボンも豊富に含まれていますから女性の場合、よりアンチエイジングに効果的だといえます。
サポニンの副作用はあるの？
気になる副作用ですが、赤血球の膜を破壊してしまうという副作用があります。
その為、大豆を利用する場合は十分にアク抜きをしてから使うことが重要です。ただし過剰に摂取しない限り副作用などはそれほど気にしなくても問題ないようです。
サポニンと老化防止のまとめ
サポニンには老化防止の効果が期待できることがわかりました。そのうえで、サポニンの一日の適正な摂取量は特に決められてはいませんが、例えば大豆であればたんぱく質の１日の摂取量を目安にすると良いとされています。
たんぱく質の場合、およそ６０ｇから７０ｇほどだといわれていますので、大体それくらいだと考えておくと良いです。
老化防止のために効果的に摂取するためには食後や食事中に摂取するようにするのがおすすめです。サポニンは糖尿病の予防や改善にも良い効果を期待することができ、血糖値の上昇を抑制し、血糖値を下げるという役割もありますのでそれが糖尿病の改善に良いとされているので、アンチエイジングだけでなくダイエットをしている方にもサポニンはおすすめです。
※記事の内容は「サポニン」に関するリサーチを参考に管理人の見解を加えて編集したものであり、成果や効果を断言するものではありません
