ストレッチポール®の資格詳細!jccaのベーシックセブンセミナーを取得した感想

ストレッチポールとは?

ストレッチポールは数千円~購入することが可能で、ハードなトレーニングをしなくても筋肉のリラックスや姿勢の改善、リハビリの現場でも活躍するツールとしてここ数年で一気に一般的となったツールです。

この記事ではそのストレッチポールを使ったエクササイズを指導する、ストレッチポールに関する資格をサイト管理人が実際にセミナーを受講した感想も踏まえて紹介いたします。

なお、当記事は詳細に記載している関係上、かなり長文の記事となっています。その為、

「ストレッチポールの資格は取得してよかったの?」

という結論だけを知りたい方は、この後にある目次の一番したの「まとめ」部分をクリックしてください。

ストレッチポールの資格について

ストレッチポールの資格について

「ストレッチポール 資格」で検索すると一般財団法人 日本コアコンディショニング協会(JCCA)の資格が表示され“ストレッチポール”のエクササイズ自体、協会会長の岩崎由純さんが開発しているので、ストレッチポールの資格では一番メジャーな資格だと思われます。

※その他ストレッチポールに関する資格が見当たらなかった為、おそらくストレッチポールの資格=一般財団法人 日本コアコンディショニング協会(JCCA)が認定している資格と考えてよいと思います。

 

JCCAのベーシックセブンで取得できるベーシックインストラクター

ストレッチポールの資格の中でも基本資格となる「ベーシックインストラクター」の資格が取得できる“ベーシックセブン”について説明していきます。

※当記事内で使用しているテキスト、イメージ画像の一部は一般財団法人 日本コアコンディショニング協会(JCCA)のサイトを参照しています。

JCCAのベーシックセブンについて

一般財団法人 日本コアコンディショニング協会(JCCA)イメージ

一般財団法人 日本コアコンディショニング協会(JCCA)が開催しているストレッチポールの資格「ベーシックインストラクター」を取得できる“ベーシックセブン”というセミナーの詳細です。

 

主催している団体 JCCAとは

設立:2003年11月

事務局:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-1-30 青山HSビル3階

個人会員数:3,507人(2019年1月現在)

活動内容:

  • コアコンディショニングメソッドの普及
  • コアコンディショニング指導者育成のための、セミナー開催・認定試験の運営
  • コアコンディショニングトレーナーのコミュニティの提供
  • コアセラピーの学術研究支援・学会発表

これらの活動を行い、指導者の育成と、指導者を通してコアコンディショニングによるセルフコンディショニングの普及を目指している団体です。

資格の取得について

累計5万人以上が受講したストレッチポールの基本資格について、それぞれの詳細を紹介していきます。

▼受講料(費用)

7,000円(税別)でセミナーを受講することが出来ます。(※2020年1月時点)

コンビニ払込票もしくはクレジットカードで支払いをする事が出来ます。

エクササイズ系の資格としては良心的な受講料設定だと思います。

この辺りの価格設定も団体の説明で記載したように、コアコンディショニングによるセルフコンディショニングの普及を目的とした普及活動の一環として、啓蒙者の母数を増やすことを目的に置いているからなのかもしれません。

▼受講時間とセミナーの流れ

受講時間は3時間となります。(途中休憩有 ※講師によって異なる)

セミナーの流れとしては以下になります。

  • セルフモニタリング(エクササイズ前の自分の状態)
  • ベーシックセブンエクササイズ
  1. 基本姿勢方(最初に乗り方も教えて貰いました)
  2. 予備運動
  3. 主運動
  4. 降り
  • セルフモニタリング(エクササイズ後の自分の状態)

▼試験の有無

受講のみとなるので、試験はありませんでした。

▼認定証の発行

認定証は発行されます。約1ヵ月半後に自宅に郵送されるとの事。

ベーシックセブンを受講する7つのメリット

JCCAのベーシックセミナーページに掲載されている7つのメリットを紹介します。

【1】「ベーシックセブンの理論背景」がわかる

ベーシックセブンを受講するメリット1

ベーシックセブンは単なるストレッチポールのエクササイズではなく、コアコンディショニングの理論背景のもとに構成されています。

それを押さえることで、深みのある指導ができるようになります。

【2】「指導時に見ておくべき環境設定」がわかる

ベーシックセブンを受講するメリット2

ベーシックセブン実施時のアドバイスとして、見るべき3つの観点をご紹介しています。この3つを押さえて指導することで、同じベーシックセブンでもでもクライアントの心地よい体感を導けるようになります。

【3】「クライアントに合わせたツール選択」がわかる

ベーシックセブンを受講するメリット3

ストレッチポールは、大きさや硬さが違う3種類あります。どれが適切なのか?逆にどれが適切でないのか、はクライアントの状態によって異なります。

セミナーではその選択の基準をお伝えします。

【4】「ストレッチポールの使用禁忌例」がわかる

ベーシックセブンを受講するメリット4

体の状態や疾患によって、ストレッチポールに載ってはいけない場合(禁忌)があります。

クライアントそしてトレーナー自身の身を守り安全に指導するために、ストレッチポールの使用禁忌例をご紹介しています。

【5】「効果を圧倒的に高めるモニタリング」がわかる

ベーシックセブンを受講するメリット5

ベーシックセブンの前後に「モニタリング」というチェックを追加するだけで、クライアントの満足感が高まり変化を実感してもらえるようになります。

セミナーでは、モニタリングの適切な誘導と言葉がけをお伝えします。

【6】「適切な動きに導く言葉がけの方法」がわかる

ベーシックセブンを受講するメリット6

シンプルなエクササイズだからこそ、言葉がけもシンプルに行うことが重要です。

セミナーでは1つの誘導例を元に、クライアントを”伝わる”伝え方を実技を通して身に付けていきます。

【7】「指導効果を改善するフィードバック」がわかる

ベーシックセブンを受講するメリット7

セミナーでは、指導練習を行います。自分自身が流れを理解できているのか、言葉がけやジェスチャーの方法が伝わっているか、等を直接フィードバックしてもらえ、改善する絶好の機会です。

▼ベーシックセブンセミナーの様子

セミナーの様子

セミナーにはどんな方が参加しているのか気になる方も多いと思うのと、私のように医療現場やフィットネスの現場で仕事をしていない人でも参加が出来る?のか説明します。

結論:参加可能です。

JCCAからのQ&Aでも以下のような内容が記載されておりました。

Q:指導経験がないのですが受講しても大丈夫ですか?

A:今まで運動指導の経験がなくても全く問題ありません。むしろ本セミナーの受講が指導経験を積む良いきっかけになると思います。実際に、指導者ではないけれど家族などの身近な人に伝えたい、という方も受講に来られています。

▼参加者の職業

セミナーの様子2

様々な職業の方が参加されていました。セミナー受講時に必ず職業を答えないといけないわけではないのでご安心下さい。(※講師によって異なる可能性有)

私の肌感だと、むしろ一般の方(医療・フィットネスとは無関係)のほうが多いような気もしました。

ベーシックセブンのメカニズム

ベーシックセブンは3つの予備運動と7つの主運動で構成されています。

▼予備運動

予備運動はストレッチポールに乗った直後のまだ体の力が抜けていない状態から脱力させることを目的としています。「胸の運動」「股関節の運動」「対角運動」を行います。

▼主運動

主運動の多くは、関節に軽い振動を与えるモビライゼーションを自分自身で行うことで関節を再調整(リアライメント)する効果を引き出すことができます。

主運動は上肢の運動「床みがき運動」「肩甲骨運動」「腕の外転運動」、下肢の運動「ワイパー運動」「膝ゆるめ運動」、脊柱・体幹「小さなゆらぎ運動」「呼吸運動」を行います。

ベーシックセブンとリハビリの関係性

ストレッチポールは硬い筋肉は緩め、可動性が低下している部位は可動性を促す目的でリハビリに使用することができ、インストラクターがつきっきりでなくても、自宅でセルフエクササイズを行なうことにより、痛みや可動域の改善を早く行うこともできた事例があるそうです。

ベーシックセブンにおける指導力の重要性

ストレッチポールを使用して行うベーシックセブンの効果はツール(ストレッチポール)の効果 × メソッド(ベーシックセブン)の効果 × 指導力で決まると言われています。

そのため、指導力によって効果が大きく変わってしまう可能性があるので、指導力も重要となる。

ベーシックセブンに関連する資格講座

セミナーの様子3

ストレッチポールの使用だけでなく、トータル的にコアコンディショニングの向上を目的としたJCCA主催のセミナーを紹介いたします。

▼ストレッチポールに関連する講座

  • ベーシックセブンプラス(ベーシックセブンの応用セミナーでクライアントの体感をもっと引き出す)
  • ペルコン(骨盤コンディショニングで「骨盤・股関節」に特化した運動法セミナー)
  • ソラコン(胸郭コンディショニングで「胸郭・肩甲骨周り」に特化した運動法セミナー)
  • 骨盤アプローチの基礎知識(骨盤のゆがみが発生する理由や骨盤のメカニズムを知る解剖学講座)
  • 胸郭アプローチの基礎知識(胸郭や肩甲骨周りのメカニズムを知る解剖学講座)

▼ひめトレ(骨盤底筋トレーニング)

  • ひめトレベーシック
  • ひめトレアドバンスト
  • いろは体操(シニア指導向け・ひめトレ使用講座)
  • シニアコアコンディショニング(上記上級資格・認定証あり)

▼ツール系講座

  • スイングストレッチベーシック(うつ伏せで行うストレッチ)
  • コアリコンディショニングベーシック(リハビリ用にマンツーマンで行う改善運動講座 ※医療系国家資格従事者対象)

▼スペシャリスト養成講座

  • コアキッズ体操(キッズ指導向け講座)
  • キッズコアコンディショニング(上記上級資格)
  • コアフォーストレーニング(スポーツ選手指導向け講座)
  • スポーツコアコンディショニング(上記上級資格)

ベーシックセブンセミナーの申込方法

ベーシックセブン申込方法

以下のセミナー検索から検索することが出来ます。

セミナー検索

※全国の一覧が表示されているので、エリア(都道府県)とシリーズを選択して検索すると見つけやすいです。

ストレッチポールの資格(ベーシックインストラクター)のまとめ

ストレッチポールの資格まとめ

クライアントへの指導だけでなく、自分自身のセルフコンディショニングにも活用することが出来るので、トータルで考えるとコストパフォーマンスの良い資格だと考えます。

また、ストレッチポール自体も公式なものはある程度の値段はするものの、類似品であれば低価格で手に入れる事も可能なので、先ずは実際に自分が体験してみるのがよいと思います。また、極論ですがどの講師に教わるかも一番のポイントになってくるのではないでしょうか。

幸いにも当サイト管理人が受講した講師は体の事を熟知しており、“なんでこうなる” “なんでこれが良い” “なんでこれが悪い”をきちんと説明しながらセミナーを行ってくれたため、とても受講(資格を取得)してよかったと感じています。

講師の実力を知りたい場合におすすめの方法は講師名をネットで検索してみると、講師に関する実績や講師自身が書いた記事・動画等が出てくるのでその内容を見て判断してみてください。

当サイト管理人は今回、ストレッチポールの正しい知識を得たいと思い資格取得セミナーに参加しましたが、講座が開催されないエリアにお住いの方や、日程の都合がつかない方は先ずは自身でストレッチポールとストレッチポールの書籍を購入し、自宅で試してみることをお勧めします。

冒頭でもお伝えしましたが、資格取得セミナーの受講料は7,000円ですが、ストレッチポールと書籍合わせても半額近い値段で揃えることが出来ますので、実際に試してみて自分に合うなと思ってから受講でもよいと思います。

自分に合わないツールを今後使用していくのは辛いと思いますので…それを踏まえると、資格を取得してからよりも資格を取得する前に自分に合う合わないがわかった方がトータル的にコスト面でも安く済むのではないでしょうか。

ツール自体はとても良いツールなのでご参考になれば幸いです。

▼リーズナブルなストレッチポールと書籍

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いつセールが終了するかは未定なので、ご購入を検討している方はお早めにどうぞ。

※セールは予告なく終了するのでご了承ください。(セールじゃなくてもかなり安いのですぐに在庫がなくなるのですが…)

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※記事の内容は「ストレッチポール 資格」に関するリサーチを参考に管理人の見解を加えて編集したものであり、成果や効果を断言するものではありません。