眼球運動トレーニングで目を鍛える!子供から大人までのビジョントレーニング

眼球トレーニングをする

子供から大人まで目の動きが悪くなると、視力低下だけでなくその他の弊害が起きてしまう可能性があります。

当記事では、オプトメトリストと言われる目の専門家の方などの文献を参考にさせていただき眼球トレーニングについて調べております。

野球選手、プロボクサーといったアスリートも実践する眼球トレーニングを紹介しますので、是非当記事をみていきながら実践していきましょう!

眼球運動とは?

眼球運動とは?

眼球運動とは、両眼の視線を合わせる運動のことを示します。

「むき運動」「よせ運動」と2つあります。

よせ運動は、両眼が反対方向に動く非共同性の眼球運動です。

むき運動は、衝動性眼球運動(サッカード)と追従眼球運動(パースーツ)と呼ばれるものがあります。

それぞれ以下で解説していきます。

むき運動

    • 衝動性眼球運動(サッカード)

見ようとするものに素早く視線を向け、網膜の中心窩に投影するための眼球運動

    • 追従眼球運動(パースーツ)

空間を移動するものに視線が追随して動き、ゆっくりとものに注視し続ける眼球運動

よせ運動

    • 輻輳(ふくそう)

両眼が内側(鼻側)に寄る

    • 開散

両眼が外側(耳側)に向く

目の動きは単純であるがゆえに動く方向が固まってしまう、無理をかけると身体に不都合な症状がでることがあるのです。

詳しい説明は、メガネのハマヤさんのホームページを参考にしてみてください!

眼球運動トレーニングをするとどうなるの?

眼球運動をするとどうなるか

そうはいっても目は日々の生活の中で無理をかえてしまうことや酷使することが多々あるかと思います。

そこで大事になってくるのが眼球トレーニングとなります。

眼球トレーニングはビジョントレーニングとも呼ばれ、ボクシング選手、野球選手などの瞬発力が必要なアスリートにも活用されています。

オプトメトリストの北出勝也氏は以下のように話します。

目のトレーニングは、教育現場やスポーツの世界だけでなく、高齢者のかたにも効果があることがわかっています。
年齢とともに目の動きが衰えて、ピントが合わせづらくなり、字が読みづらい、視野が狭くなって車の運転がつらい、よくつまずくというかたが、目のトレーニングを続けているうちに、ピントが合うようになって「本や新聞を読むのが速くなった」「視野が広がって、車の運転や料理など日常生活がラクになった」というかたも多いのです。
また、眼球運動で脳の前頭葉の血流がよくなり、集中力ややる気が向上することもわかっています。
視力向上のトレーニングではありませんが、ピントがしっかり合わせられるようになって、視力アップにつながったかたもいらっしゃいます。

(参考:特選街web)

今後あなたも眼球運動トレーニングをすることで日常生活の中でも役立つことが出てくるかもしれません。

眼球運動トレーニングはどんなものがあるの?

眼球運動の種類

眼球運動トレーニングで一番有名なものは1枚の紙に1から50までといった数字をちりばめ、何秒間で何個読み上げられるかといったものでしょう。

ひとみ研究室さんとわかさ生活さんのYouTubeでトレーニングのサンプルがありましたので是非ご参考ください!

わたしは30代ですが、わかさ生活さんのチャレンジしたところ13までしか数えられませんでした…

悲しすぎたので再度チャレンジをして出直したいと思います。

プロアスリートも行う眼球トレーニング

まずはこちらの動画をご覧ください。

以前WBCで山田哲人選手が行っていた眼球トレーニングです。

先ほどもお話しした通り野球選手なども日々の試合の中でも違和感を覚えたときや少し集中力が欠けているときなど行っているものとなります。

次の項では眼球運動のやり方を接眼します。

眼球運動のやり方

眼球運動のやり方

ここでは眼球運動のやり方を3つ紹介いたします。

目の跳躍運動

  1. 顔から手を30~40cmほど離し、肩幅程度に開け両手の親指を上に向ける
  2. 左右を1秒間ずつ親指の爪を交互にみることを繰り返す(30秒ほど)
  3. 両手を上下に開き、1秒間ずつ親指の爪を交互にみることを繰り返す(30秒ほど)
  4. 両手を右上、左下に開き、1秒間ずつ親指の爪を交互にみることを繰り返す(30秒ほど)
  5. 両手を左上、右下に開き、1秒間ずつ親指の爪を交互にみることを繰り返す(30秒ほど)

目の追従運動

  1. 顔から片手を30~40cmほど離し、その親指を上に向ける
  2. 自分の顔を中心に直径40cmほどの円を描くつもりでゆっくりと回し、指先の爪を目で追う
  3. 左右回りをそれぞれ1分間続けて行う

目の輻輳運動

  1. 5mほど離れているものをみる
  2. 顔から30~40cm離し、親指を上に向けた指先を見る
  3. 爪を見ながら、親指を目と目の間にゆっくりと近づけ寄り目にしていき、ピントが合うまで近づける
  4. ピントが合わなくなったら再び親指を離し、遠くを見る
  5. 2~4までを10回繰り返す

うまく行うポイントは3点あります。

  • 顔を動かなさい
  • 難易度を上げるには、片足を上げて行う
  • 公共の場などでは指を使わず、目だけで行っても良い

とのことです。

少しでも時間を見つけて行っていきましょう。

今回参考にさせていただいたトレーニングが書いてある記事を上げておきますので、ご覧になってください!

子供でもできる!1日5分の日めくり眼球トレーニング

子供でもできる眼球トレーニング

ここまでで眼球運動が身体に良い影響を与えるかがおわかりいただけたことでしょう。

眼球運動は大人がプロ生活を維持するために行うだけのことではありません。

子供でも勉強や運動が得意になる可能性も秘めています。

PHP研究所から出ている「子どものビジョントレーニング」が発売されています。

書く・読む・集中力・運動力・イメージ力などに効果が期待できるトレーニングですので、親子一緒に読みながら楽しんでコミュニケーションをとってくださいね。

眼球運動のまとめ

眼球トレーニングのまとめ

「速読」という言葉をよく耳にします。

速読とは、早く読むだけではなく記憶に定着させる技術となりますが、早く読むことにも慣れていなければ本をどんどんと読めません。

ビジョントレーニングは、本のどのブロックまで読めるかが変わる読み方も会得できるようです。

参考URLはこちらです。

もし少しでもブロックが大きなブロックで読めれば速読に一歩繋がる可能性が広がります。

少しでも効率的な時間を使うためにも今一度目の動きを見直し、トレーニングを行ってみるのも良いかもしれません。