気圧と体調の関係、ダル重の原因は自律神経の乱れ?

気圧と体調の関係

雨の日や梅雨時期、台風の発生中など、自分の身体がダル重に感じたことはありませんか?
ひどい人だと、めまいや吐き気、長時間の頭痛を感じる人もいます。
実はこの現象は、たんにあなたのやる気が低いのではなく、気象病や天気痛という名称があるように気圧が関係しているのです。
この記事では、気圧でダル重に感じる原因や予防法について解説しています。

結論!ダル重の症状をなおすには?

この記事を読んでいる人はすでに何かしらの症状がでているかと思いますので、とにかく楽にするために先にすぐに簡単にその場で出来る対策を紹介します。

気圧によるダル重に効く3つのツボ

この3つのツボ(完骨・風池・天中)を押してみて下さい。
それぞれのツボについては下に簡単に解説します。
また、更に効果をあげたい方は、何故この対策方法が効くのかを気圧と体調の関係を読んで参考にしてみてください。

完骨

頭痛(偏頭痛)に効果的

風池

頭痛やくびの痛みなどにも効果的、めまい、立ちくらみなどにも効果があると言われています。

天中

緊張型頭痛に効果的

 

気圧と体調の関係

気圧で体調が変化する理由

取り急ぎ、上記で対策を行ってくれた方は、症状をさらに和らげる為に、気圧と体調の関係について知ることで、症状を緩和させましょう。

気圧についての知識

そもそも、気圧とは何か?ということをご紹介します。
気圧とは…

大気の圧力のことをいう場合が多いです。空気の重さによる圧力、これが気圧です。
海面からの高さによって気圧は変わります
引用:生活いろいろどっとこむ

▼高気圧

高気圧は晴れ

気圧が高いのは高気圧です。天気が良いときは高気圧のことが多く、高気圧時は空気中の酸素量も多くなり、交感神経優位に働きます。晴れていると気分が良かったり活動的になるのはこれらも関係しています。

▼低気圧

低気圧は雨

気圧が低いのは低気圧です。天気が悪いときは低気圧のことが多く、低気圧時は空気中の酸素量が少なくなり、副交感神経優位に働きます。
基本的には副交感神経はリラックスモードの時に優位になる神経なので、ダルいと感じる要因の一つでもあります。

気圧が体調を崩すまとめ

気圧と体調のまとめ

雨の日や梅雨時期、台風の発生中などは気圧が変化(低下)する低気圧になることで、自律神経にストレス反応が起き、自律神経の乱れが発生します。

その結果、交感神経が優位となり内耳の前庭(三半規管の根元)にあるかたつむりのような形をした器官の気圧センサーが敏感に反応してしまい、わずかな気圧の変化でも脳に過剰な情報を伝達してしまい、さらに自立神経が乱れて、めまい、吐き気、頭痛など身体がダル重な状態を作ってしまいます。

交感神経には血管を収縮させ、心拍数を上げて痛みを感じやすくするなどの特徴があるため、対策で紹介したように自律神経のバランスを調整することが一番の解決ポイントになります。